ベルギーってどんな国?

ヨーロッパの中心地

九州ほどの大きさもない小さな国で、周りをオランダ・ドイツ・ルクセンブルク・フランス・海を渡ってイギリスと5つもの国に囲まれています。

交通の要でもあったため、昔から争いの絶えない土地でした。

その歴史からベルギーの北半分はオランダ語を、南半分はフランス語を、ドイツの隣接地域はドイツ語を話す、公用語が3つもある珍しい特徴があります。

言語からもわかるようにベルギーは歴史の過程により多様な文化を食や生活に取り込んだ独創的な魅力に溢れる国です。

美食の国

国民一人当たりに対してミシュランの星付きレストランの数が最も多い国。

伝統的なフレンチの影響を受けているからか、ベルギー料理は親しみやすさと共にどこか上品さが漂います。

ビールの国

多様性に富んだベルギーの国民性はビールにも反映されています。

日本のビールと同様のホップや大麦麦芽の他にハーブやスパイス、フルーツ、など普通のビールでは使用しない素材や変わった製法なども「それイイネ!」と認め合い新しいことにチャレンジし続けることで様々なビールを生み出し、一方で昔ながらのビールも守り残した結果、ベルギービールは1500種類以上存在し「酸っぱい」「苦い」「甘い」「香ばしい」「スパイシー」など、口にしたこともないようなバラエティーに富んだ味わいに出会うことがでるようになりました。

近年、ベルギーでは新しい醸造所が増え、その数は300を超えます。

多種多様なビールが生まれ、それを受け入れ楽しむ感性をベルギー人は大切にしています。

これこそが「ベルギービール文化」であり最大の魅力なのです。